ANAコミュニケーションズでは、最先端かつ最適な技術を取り入れたシステムを導入し顧客情報の取扱い、管理を徹底し、プライバシー・ポリシーを自社HPに掲載するなど情報セキュリティ向上に積極的に取り組んできた。
しかし、情報漏えい事件の80%が内部からの不正アクセスによるものと言われ内部セキュリティ対策に関心が高まる中、「既存セキュリティ対策の主眼となっている外部からの不正アクセス防止やクライアント端末のログイン制御だけでは、内部からの不正アクセス対策として充分でないことが課題だった」(渡会 洋氏 総務部業務基準室)。
社内外を問わず不正アクセスから重要な個人情報を守るためには、データベース自体のセキュリティ対策が必須と考え、データベース・セキュリティ・ソフトウェアの導入を検討した。 |