報道発表
2007年11月1日
アイピーロックス ジャパン株式会社
アイピーロックス、IT内部統制支援に向けて
最新版「IPLocks Ver6.3」および「DB-SOX 監査オプション」の販売開始
〜 監査支援レポートによる企業の「IT統制評価」・「監査証跡」を支援 〜
データベース・セキュリティ・ソリューションのリーディングカンパニーであるアイピーロックス ジャパン株式会社(日本本社:東京都港区、代表取締役社長&米国本社CEO:吉田宣也、以下アイピーロックス)は、同社の主力製品であるデータベース・セキュリティ及び内部統制支援ソリューションの最新版「IPLocks
Ver6.3」のリリースと日本版SOX法支援強化のオプション製品として『DB−SOX 監査オプション』の新規販売を11月1日より開始いたします。本オプション製品の今後1年間の販売は、60社以上の導入を目標といたします。
今回の新規販売されるオプション製品『DB−SOX 監査オプション』は日本版SOX法のIT全般統制を支援する拡張監査レポート機能です。今バージョンでは10種類のレポートテンプレートから構成され、これらのテンプレートは米国KPMGとの共同開発によるもので、販売価格は200万円(税別)となります。また、オプション製品『DB−SOX
監査オプション』をアドオンできるインターフェースを組込んだ最新版「IPLocks Ver6.3」では、大規模企業向けのIT環境に即したパフォーマンス強化をいたしました。
IT内部統制を推進する企業は、IT全般統制においてシステムが保有するデータベースの安全性確保が必要となります。そのためにはデータベースの信頼性を明確にするデータベースのログ監視・監査システム、そしてその監査状況を細かくレポート化することが急務です。アイピーロックス社はデータベースログ監査のみならず、IT内部統制の支援となる『DB−SOX
監査オプション』を開発することにより、データベース管理者ではなく、IT内部統制監査による「監査証跡」レポートの標準化を提供することで、データベース監視から監査の一連のプロセスをソリューション提案いたします。
【製品の特徴について】
■ 「DB−SOX 監査オプション」
- 主なレポートテンプレートと概要
【未承認データの変更レポート】
- アプリケーション以外から行われた未承認のデータ変更を監査
【データベース異常終了の概要レポート】
- アプリケーションとデータベース間のトランザクションとプロセスが正常終了したかを監査
【アクセス権限の追加履歴レポート】
- データベースアクセス権限の変更履歴を追跡、記録し、データの妥当性を監査
【監査設定変更レポート】
- すべての財務・経理データベースに監査証跡が構成され、記録された監査設定の変更を監査
【すべての不正行為の概要レポート】
- 財務レポートに影響を及ぼす不正行為または異常行為を追跡、記録し監査
※ 他、5レポート計10種類の監査レポートを提供 - 出力形式
PDF形式 / Microsoft Excel形式 / HTML形式
- 導入環境
最新版「IPLocks Ver6.3」の導入環境へのアドオンによるプログラムインストール
- 販売価格
200万円(税別、年間保守料別)
■ 「IPLocks Ver6.3」での強化ポイント
- パフォーマンス強化
Ver6.3においては64bit ハードウェア環境のサポートと64bit JVM環境のサポートをすることで、基幹システムを稼動する大規模ユーザを意識したハードウェア環境に順応できるよう
、パフォーマンスを強化しました。
- Oracle監視対象時のSQL文完全取得
Oracleを導入し、IT内部統制を推進する大多数の企業にとって、SQL文(SELECT / INSERT / UPDATE / DELETE等)からどういったデータを取得しているかを明確にしなければ、ログ監査の完全性が失われます。Ver6.3ではSQL文完全取得することで、日本版SOX法施行に向けて「IT統制評価」の信頼性が保たれるようになりました。
■IPLocks(アイピーロックス、本体システム)の特徴
- 概要
IPLocksは先進的なセキュリティ手法を駆使し、データベースの正常性(データ内容、構造、アクセス権)とアクセスの正常性を監視するデータベース・セキュリティ・ソリューションです。財務・経理情報を含む企業の重要な情報を管理しているデータベースを監視・監査し、操作ミス
、データ改ざん、漏えいなどによる被害を防ぐことができます。100%漏れのない監査と定型化された分析レポートを活用することで、低コストで高いROIを可能とし、IT内部統制の実現のための支援を提供します。アイピーロックスは世界規模で多数大手企業への導入実績を持ち、高い評価を獲得しています。システム価格は、本体ソフトウェアライセンス150万円(税別、
年間保守料別)からとなります。
- システム要件
オペレーティングシステム: Red Hat Enterprise Linux4, Windows Server2003, Solaris9
監視対象データベース: Oracle 8i-10gR2, MS SQL Server 2000/2005, DB2/UDB v7.2-v9.1
■アイピーロックス ジャパン株式会社について
日本法人として2003年6月に設立されたアイピーロックス社は米国カリフォルニア州に本社を置く、データベース・セキュリティ製品のトップベンダーです。Oracle、DB2、MS SQL Server、などのデータベースの「監視」、「監査・分析」を総合的に行う唯一のセキュリティソリューションとして、企業や政府機関が保有する重要な情報資産を不正な改ざんや漏洩から保護し、内部統制の実現に向けて支援いたします。
詳しくは、 https://www.iplocks.co.jp/
■本件に関するお問合せ先
アイピーロックス ジャパン株式会社
マーケティンググループ
TEL: 03-6381-6900
■補足資料
「DB−SOX 監査オプション」の出力例
- 【未承認データの変更レポート】
- 【データベース異常終了の概要レポート】
- 【アクセス権限の追加履歴レポート】
- 【監査設定変更レポート】
- 【すべての不正行為の概要レポート】
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