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- Q. データベース・セキュリティとはなんですか。
- A. データベースの抱える情報リスク (不正操作・情報漏えい、改ざん、運用ミスなど) に対して、それらを早期検知・監視・監査する対策をとり、情報リスクを低減・防止するためのセキュリティ対策です。IPLocksは、「脆弱性診断」「監視」「監査」の機能でデータベース・セキュリティを向上させます。
- Q. なぜ、データベース・セキュリティが必要なのですか。
- A. ほとんどすべての業務パッケージは、データベース (RDBMS) を必要としており、ここに社内の重要な情報が格納されるためです。
- Q. IPLocksの特徴は。
- A. IPLocksには、大きく3つの機能 (データベース・セキュリティ・サイクルの3つの柱) があります。
それら3つの機能を用いて総合的にデータベース・セキュリティ対策が可能な製品はIPLocksだけです。
- Q. IPLocksがサポートしているデータベースの種類はどれですか。
- A. Oracle, SQL Server, DB2, PostgreSQL等の主要データベースをサポートしています。
- Q. IPLocksの脆弱性診断とはどのような機能ですか。
- A. IPLocksの脆弱性診断とは、データベースの不正アクセス等を監視する以前に、そもそもデータベースが安全な構成になっているかを診断します。
データベースユーザの適切な権限設定、データベースサーバのセキュリティ・パッチ適用状況、デフォルト・アカウントが残っていないか、
Oracleでは約100項目以上のプレ定義項目を用意しています。プレ定義で足りない項目は簡単に追加することができます。
また、診断の実行は、数分で完了します。
- Q. IPLocksの脆弱性診断機能を使用する際、対象となるデータベースの監査機能を設定する必要はありますか。
- A. 必要はありません。脆弱性を診断するためのデータベースユーザアカウントさえあれば実行可能であり、データベースのパラメータ変更とそれに伴う再起動は不要です。
- Q. IPLocksのアクセスログ (監査ログ) の取得方法について教えてください。
- A. IPLocksは、DBMSが持つアクセスログ (監査ログ) 機能を利用します。
DBMS毎にその仕組みは異なりますが、IPLocksは、データベースが持つ監査ログの情報をIPLocksサーバに取り込み蓄積します。
- Q. IPLocks 操作は難しいのではないですか。
- A. 全ての操作はウェブブラウザから完結し、一切のコマンドライン操作がないため、データベースに詳しくないセキュリティ管理者でも容易に IPLocks を操作することができ、権限の分離 (Separation of duty) の確保が可能です。
- Q. IPLocksはどのような情報を元にデータベースの監視を行いますか。
- A. 監査ログには、データベースにアクセスしたデータベースユーザの操作情報の履歴情報が入っています。基本情報から、どのテーブル情報にアクセスしたかなどの詳細な情報やSQL文が取得できます。
■ 主な取得情報
- OSユーザー
- DBユーザー
- アクセス・ポイント
- アクション
- オブジェクト名
- オブジェクト所有者
- ログイン・ログオフ、アクセス時刻
- Q. SQL文の情報は取得できますか。
- A. はい。Oracle、SQL Server、DB2、PostgreSQLで取得可能です。
- Q. 不正アクセスを検知した際の通知方法は。
- A. IPLocks UI (ウェブブラウザ)、メール、SNMP Trapによるアラームレベルに応じて通知します。
- Q. 監査ログの抜けや取得もれは発生しませんか。
- A. 発生しません。IPLocksは、データベースの監査ログを使用し、完全な監査ログを収集します。
また、仮にIPLocksが停止したとしても、再起動時に前回停止してからの監査ログを収集しますので、
監査ログに抜けが発生することはありません。
- Q. 監査ログをとるとデータベースへの負荷が高くなると聞きましたが。
- A. Oracleでは、Unix、Windowsなど 監査ログをテーブルではなく、OSファイルやイベントログ (Windows) に出力することで、データベースの負荷 (スループット低下) を大幅に押さえることが可能です。
- Q. データベース管理者による操作を監査することは可能ですか。
- A. 可能です。データベースとは別の場所に監査ログを保持しますので、もし、データベース管理者によるログ改ざんが万が一行われてもIPLocksで改ざん前の情報を確認することが可能です。
- Q. 不正行為を行ったユーザーのアクセスを切断 (遮断) する機能はありますか。
- A. はい。不正がアクセスが行われた場合に、該当セッションを切断 (遮断) することが可能です。
- Q. アプリケーションサーバー経由でのアクセスの場合、クライアントPCの情報 (IPアドレスやOSユーザー名) をとることはできますか。
- A. はい。Oracle では、DBMS_SESSION パッケージを利用して、クライアントPCのIPアドレスやOSユーザー名などを取得可能です。
- Q. 対象サーバ側のAuditが何らかの事情でオフになった場合、IPLocks側で検知可能ですか。
- A. 監査設定の有効と無効への変化も監視することが可能です。
- Q. IPLocksは、データベースの監査ログを取り込むとのことですが、どのように蓄積しその運用はどうしたらよいのでしょうか。
- A. IPLocksには、アーカイブ機能がありますので、その機能を使い監査ログをアーカイブすることができます。また、その際暗号化して、改ざんや参照防止できるよう配慮しています。
- Q. IPLocksのセキュリティはどうなってるのですか。
- A. データベース管理者とセキュリティ管理者を分けて、相互監視しあうことでセキュリティを保っています。
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